不動産投資は不労所得ではない!不動産投資り、で失敗しないための心構え

不動産投資は不労所得だと思いますか?あなたは不労所得という言葉にどんなイメージお持ちですか?働かなくても、放ったらかしでもお金が入ってくるというと感じでしょうか?不動産投資=不労所得そんなイメージをお持ちでしたら不動産投資には向いていないのでやめて下さい。

そもそも不労所得とは何?

一般的に不動産投資は不労所得だと思われていることが多いです。

そもそも不労所得とはどういう意味でしょうか?

ウィキペディアで検索してみると

不労所得(ふろうしょとく、英: unearned income)とは、労働の直接的対価として得る賃金・報酬以外による所得を示す。

一般に、何らかの権利や状態を維持管理すれば継続して得られる収入源という意味で用いられることが多い。 利子、配当、賃料収入など投資による収益を指す場合や、有価証券や不動産等の権利自体を売買しその売買差益を指す場合、あるいはその両方を含める場合もある。

と掲載されています。

不労所得とは労働の直接の対価として得る以外の所得、ということです。

おそらく不労所得に対するあなたのイメージは間違っていません。

自分は何もしなくても得ることのできる収入、それが不労所得です。

不動産投資=不労所得ではありません

確かに不動産投資は一度買ってしまえば、自動的に家賃という現金が入ってきます。

最近流行りの不動産投資の宣伝を見ると、一度買ってしまえば、なんの苦労もなく収入が確保されるイメージを持ってしまいそうです。

 

ですが少し考えてみましょう。

私自身、不動産投資をしてみてわかったのは、不動産投資は意外に手間がかかるということです。

つまり不動産投資は不”労”所得ではない!というのとです。

管理会社にお任せする部分もありますが、オーナー自らやらなければならないことも多いんです!!

不動産投資が不労所得でない理由
こんなにも手間のかかる不動産投資

放ったらかしでもお金が入ってくるイメージの不動産投資。実際にはどんな手間がかかるのか見てみましょう。

  1. 入居付け(仲介業者への営業)
  2. 入居者様からのクレーム対応
  3. 退去後の原状回復工事
  4. 物件のメンテナンス
  5. 確定申告・帳簿付け
  6. 保険の精査
  7. 不動産投資に関する知識の習得

などなど。

 

これらの区分はかなり大枠なので、それぞれがもっと細分化されます。そうなるとかなりのボリュームです。

そんなこと管理会社に丸投げしておけばいいんじゃない?と思うかもしれません。でもそれは失敗の元!

不動産投資は一人ではできません。管理会社をビジネスパートナーとして任せることはひつようです。

ですが丸投げはできません。

 

もしも丸投げしてしまったっら多大な損失を被るリスクがあります。

例えば、高額の原状回復工事の費用。リフォームする必要のないことまで工事してしまう、リフォームしてないのに工事費用を請求される、などです。

もちろんそんな管理会社は滅多にありません。それでも存在することは確かです。

 

信頼できる管理会社に管理を任せることは必要です。

それでも丸投げにはせず、任せっきりにせず、自ら管理する姿勢が必要です。

 

原状回復工事だったら、オーナー自ら工事の見積内容を把握する。

とは言っても、単に「工事代金を安くしろ!」と喚くだけではいけません。その工事が適正な価格なのかどうか、施工がきちんとされるかどうかなどを調べないといけません。

不動産を買ったなら、不動産投資の勉強をしていかないといけません。

家賃保証・サブリース契約にはご用心!

管理会社はサブリースをオススメしてきます。これは管理会社である以上仕方のないことです。

家賃保証・サブリース契約とは?

サブリース契約というのは、不動産会社が物件をオーナーから借り上げ、入居者に転貸するシステムです。

サブリース契約を結んでいると、たとえ空室があろうと管理会社が、満室分の家賃を払ってくれます!だからサブリース契約を家賃補助と言ったりします。

これだけ聞くと家賃保証がされるなら空室リスクがなくなるから、オーナーにとって悪いことではないと思ってしまいます。

 

契約書を見ると必ず、「家賃の見直し」に関する条項が入っています。

見直しとは、保証家賃を下げること、と考えて差し支えありません。

家賃は保証されますが、最初に思っている金額が20年、30年と保証されるわけではありません。

 

空室だらけの物件なら、サブリース契約をする意味はあるでしょうが、そんな物件は管理会社の方がサブリース契約を断るでしょう。

もちろんサブリース契約に適した物件があるのは確かです。

 

ですが、これから不動産投資をやっていこうと考えているのであればサブリース契約は念頭に置くべきではありません。

まとめ

不動産投資は不労所得ではない!不動産投資り、で失敗しないための心構え

不動産投資は不労所得ではない!!

他人に丸投げにせず、自分自身で不動産管理をする。

任せることと、丸投げすることは違う!!

不動産は買うまでも大変ですが、買ってからも大変です。

買う前も勉強、買ってからも勉強です!!

ですが、とてもやりがいのある投資であることも事実です!!

 

もしも買っただけで、なんの努力もしたくないのであれば、不動産投資信託(J-REIT)がおすすめです。他にもマリオンボンドなど不動産が証券化されたものもいいのではないでしょうか。

何はともあれ、どんな投資でも自分で知識を習得し、自分で考え、自分で判断し、自ら責任をとり、結果を得る、という自律的な考え方が必要です。