減酒生活を初めて1ヶ月が過ぎました。本当は禁酒がいいのでしょうけど、全く飲まないのもツラいので減酒を選択しました。アルコールを少なくして1ヶ月、身体にはどんな変化があったのか、記録しておきます。せっかくなので血液検査をしました。減酒1ヶ月間の効果は如何に?
減酒前の飲酒量
出勤日の飲酒量
- ストロング缶9%(350ml)2本
- 第のビール 5%(500ml)1本
- 麦焼酎炭酸割5%(500ml)1〜2本
純アルコール量で110g
いつも駅前のコンビニでストロング缶を購入。ホームに着くまでのエスカレーターで一気飲み。
地元の駅に着いたら、帰り道のスーパーでお酒を購入。自宅に着く前にストロング缶を飲み、空き缶をゴミ箱に捨てる。
自宅に到着したら、シャワーを浴び、さもこれから飲むかのように第3のビールに手を伸ばす。
第3のビールを飲み終えたら、麦焼酎を炭酸で割って500〜1000ml
というのがなにもない日の飲み方です。
休日はキッチンドリンカー。キッチンに立つと同時に缶チューハイ開けます。その後は焼酎炭酸割りで、食事中は第3のビール、という感じ。食事中までに飲み終わっている状態で、だいたい1.8Lの焼酎パックが3~4回でなくなっていました。
飲み会のときはいつもビールで通すつもりで飲み始めます。だいたいビールジョッキ7〜10倍程度までは覚えていますが、2件目3件目の記憶はあまりなく、後から聞くとチャンポンしているようです。
ある時、飲み過ぎなんじゃないかと気になって調べたらアルコール依存症の可能背がありました。
健康に害をもたらすようなお酒の飲み方を早期に発見、修正するためのスクリーニングテスト「AUDIT」受けてみた。
7点以下 問題なし
8点以上 有害飲酒
15点以上 危険な飲酒
20点以上 依存症群22点…自覚はない。せいぜい危険な飲酒に近い有害飲酒程度だろうと思ってたのに…
節制しなくちゃ pic.twitter.com/LH8Qevowgk— にしだちひろ (@chihiro_geko) April 24, 2023
断酒は出来そうにないので、減酒にすることにしました。
減酒のルール
あまりたくさんのルールを設けても守れないと思うので、ルールはシンプルにしました。
- お酒を飲むときは、誰かと一緒に飲む
- 減酒アプリを正直につける
- Twitterに正直に状況を投稿する
この正直がポイント。自分にウソをつかない。飲んでも後悔しない。
飲んだのに、「飲まなかった」とかツイートしない。自分にウソついてもしょうがないから。
減酒生活1ヶ月間の飲酒量
5月の飲酒状況
飲酒回数:4回
合計純アルコール量:142g飲み会がなかったので、比較的少なめに抑えられました。
6月は飲み会の予定もあるので、特に気を強く持たないと!
気力で何とかなるなら苦労しないのですけどね…
#Twitter断酒部 #断酒 #減酒 pic.twitter.com/RxcjfxA2nq— にしだちひろ (@chihiro_geko) May 31, 2023
飲酒日と摂取した純アルコール量
- 5/12 22g
- 5/22 36g
- 5/23 44g
- 5/24 40g
飲酒日数は4日、合計摂取純アルコール量は142g、1回平均35.5g
5/12は妻と宅のみ。厳島神社で買った日本酒1合を飲みました。
5/22~24はルールを逸脱し、自宅で一人飲みしました。やめときゃいいのにストロング缶です。
24日からの1週間は飲みたい欲求が強く、お酒売り場の前でウロウロすることもしばしば・・・
とは言え、それまで休肝日なしで、一日120〜150gくらいの純アルコールを摂っていたので、そこから比べればメチャクチャ原酒できました^^
飲みたい気持ちを我慢するがとても大変でしたが・・・
減酒生活1ヶ月間の身体の変化
減酒1ヶ月での体感的な変化は
- 下痢が少なくなったこと
- 頭痛を感じることが多かったこと
- やる気が出ない日が多かったこと
- 朝起きられない日が多かったこと
なんだかネガティブな変化の方が多かったです・・・
お酒を飲み始めて四半世紀です。それだけの期間体に染みついたものが1か月くらいでなくなるとは思えません。
お酒を飲まなくなって体調がよくなりました!みたいな状態になるのにはもう少し時間がかかりそうです。
減酒生活1ヶ月後の血液検査の結果
体感的な好転の変化は実感しづらいので、数値を確認することにしました。
たまたま6月1日が休みだったので、かかりつけの病院へ血液検査をしに行きました。
前回の数値→今回の数値[基準値]
尿酸値 8.4→7.8mg/dL[3.6~7.0]
γ-GT 38→17U/L[86以下]
尿酸窒素20.7→22.1mg/dL[8~20]
クレアチニン 0.80→0.75mg/dL[0.61~1.04]
ほかにもいろいろ検査項目がありましたが、今回はこの数値に着目しました。
尿酸値は1か月前に比べて0.6ポイント低下。でも基準値まではあと0.8ポイント下げたい。現状のアルコール摂取量を2か月継続する必要がありそう。
γ-GTは低い水準で推移している。数年前は余裕の3ケタだったので、過去から見れば奇跡的な数値だと思います。
尿素窒素の値は、腎機能の指標になります。腎機能が低下すると尿素窒素の値が上昇するとのこと。基準値8~20に対して、今回の検査結果は22.1。前回の数値を上回ってしまいました。
血液検査の結果をもらうときに、先生に聞いてみたところ筋トレをすると尿素窒素が上昇するとのこと。水をたくさん飲んでください、とアドバイスを受けました。筋トレしててこの数値なら問題ないそうです。
また、調べてみたら尿素窒素とクレアチニンは筋トレの効果を見るための指標になるとのこと。
尿素窒素/クレアチニンが20以上の場合はタンパク質がエネルギーに変換されてる。つまり筋肉が付きにくい状態になっている。
私の場合、尿素窒素/クレアチニン=22.7/0.75≒30.2。筋肉が付きにくい体質になっているようです。対策としては脂質、糖質を適度に摂取する必要があるとのこと。食生活の見直しが必要です。
クレアチニンx100>体重の場合、筋肉が多いと判断できるそうです。筋肉が増えたのにクレアチニンの値が下がらない場合は脱水に陥っている可能性があるとのこと。水分補給をこまめに行う必要があります。
まとめ
- 1か月の減酒では、ポジティブな変化よりネガティブな変化の方が目立っていた。
- 血液検査、尿酸値は低下しがたが、まだ高水準。筋トレの成果が出にくい状態になっている。
実はこれまでも何度か減酒を行ったことがあります。痛風発作の後ですが、だいたい1ヶ月位は続けられました。
でも問題なのは飲み始めたとき
記憶が無くなるまで飲んでしまうこともしばしばありました。
それまでの減酒が全く無駄になるくらい飲んで、次の日から毎日飲酒してしまことの繰り返し。
6月には既に飲み会の予定も入ってきているので、今度こそブラックアウトしない、飲んだ次の日は飲まないようにしていきます。