初めて痛風発作が出てから、早十余年。たびたび激痛に襲われるわけですが、今回は土踏まずが痛いんです。痛風では足の指先とかひざなどの関節が痛むことが多いんですよね。でも痛風で土踏まずが痛いなんてこともあるんでしょうか?土踏まずが痛い原因は一体、何なのでしょか?
※この記事は、医学的な知識の無い、痛風歴十余年の私の主観で書いています。
痛風ってどんな病気?
体内で尿酸が過剰になると、関節にたまって結晶化し、炎症を引き起こして腫れや痛みを生じる病気です。
風が患部に吹きつけるだけで激しい痛みが走ることから「痛風」とよく言われますが、正直風が吹かなくても痛いんです!!
体内で尿酸過剰になる原因は
- 尿酸の生成が多い
- 尿酸の排泄が遅い
- 尿酸の生成が多く、排泄が遅い
の3つです。
よく痛風になると周囲の人から「いいもの食べ過ぎ」なんて言われますよね。しかし尿酸の素であるプリン体は体内でも生成されるんです。食事から体内に入るプリン体は全体の2〜3割程度。なので「いいもの食べ過ぎ」は原因の一つでしかありません。その上、現代の食生活では普通に食べても「いいもの」になってしまいます。
痛風の特徴
痛風発作が出ると患部には
- 激痛
- 腫れ上がる
- 熱を持っている
という症状が出ます。
痛風で痛い場所
- 足の親指の付け根(最も多い)
- 足首
- 足の甲
- ひざ
- 手首
- ひじ
痛風で痛みが出るのは関節が多いですが、足の甲にも出ることがあります。
比較的足に痛みが出ることが多いです。これは足先の方が血液温度が低く、尿酸を溶かしておく容量が少なくなり、結晶化しやすい為だそうです。
ちなみに痛風で痛みを感じるのは一度に一ヵ所だけ。複数起きることはあまりありません。
痛風で土踏まずが痛い?
痛風を患ってからは、足に痛みや違和感がある時は、真っ先に痛風を疑っています。
今回、痛みがあるのは足の裏、それも土踏まずのところ。常に痛いわけではなく、たまに歩くと土踏まずに突き抜けるような痛みが走ります。
先に書いたように痛風発作では患部は「激痛」「腫れ上がる」「熱を持っている」という症状が出ます。
今回土踏まずが痛いわけですが、
- 痛いと言っても、歩けない程ではない
- 土踏まずの痛い場所は腫れてはいない
- 特に熱があるような感じではない
となるとどうやら土踏まずの痛みは痛風ではなさそうです。
土踏まずが痛い原因は?
調べていたら土踏まずが痛い原因の一つに痛風があることがわかりました。痛風発作の症状が出る場所としては多くありませんが、土踏まずが痛くなることもあるそうです。
痛風の他、土踏まずが痛いという症状がある場合
- 足底腱膜炎
- 踵骨棘
などが考えられるようです。
病気というより、足に負担がかかる人や高齢者に多いようです。
また、土踏まずが痛い場合、内臓に負担がかかっていることも考えられます。「 どこどこの臓器が弱っていると、土踏まずに痛みが出る」ということは、医学的に証明されていませんが、足の裏にはたくさんのツボがあるので、内臓の不調が足の裏に出ても不思議はありません。
その他調べていたら、身体のバランスが悪いと土踏まずが痛いことがあることがわかりました。
利き足と軸足では力の入り方が違うので、どうしてもバランスが崩れます。これは仕方のないことで、ほとんどの人がバランスが崩れています。
バランスが崩れている状態が長く続くと、土踏まずにある足底筋に疲れが蓄積し、土踏まずが痛くなることがあります。
やっぱり土踏まずが痛い原因は痛風かも
長くなってきたのでまとめます。
今回たびたび起こっている土踏まずが痛い原因は痛風ではなさそう、というのが一応の答えです。
減酒生活1ヶ月で尿酸値は8.4から7.8まで下がりましたがまだまだ高尿酸尿症の水準です。一応結論づけましたが、専門知識はないのでよくわからないというのが正直なところ。
痛風が原因で土踏まずが痛いとしても、不思議は全くありません。なので引き続き減酒生活を継続し、尿酸値を下げる努力を続けます。