室内ドアハンドル(ドアノブ)が上向きじゃないと開かなくなった!原因は?自分で直せる?

今回の不具合対応は「室内ドアノブ(ドアハンドル)が上向きじゃないと開かなくなった」というものです。通常ドアハンドル下向きに動かしますが、ある日突然下向きに動かしてもドアが開かなくなり、上向きに動かすと開かれるようになったとのこと。原因は?自分で直せるの?

ドアハンドル(ドアノブ)を上向きに動かさないとドアが開かない!?原因は?

通常はドアハンドルは下向きに動かしますよね。でも今回の事案はドアハンドルを下向きに動かしても、ドアが開けられなくなったというものでした。

びっくりした入居者様はハンドルをガチャガチャ動かしていたら、ドアハンドルが上向きに動くことが分かり、ドアを開けることが出来るようになったそうです。

突然ドアが開かなくなったらびっくりしますよね!ドアハンドルの向きはともかくドアが開けられてよかったです。

 

原因はおそらくラッチの不具合!

ラッチ、正式にはチューブラ錠ともいいます。

この図だとラッチ(チューブラ錠)はラッチボルトの奥の部分です。

【現地確認】ドアハンドル(ドアノブ)を上向きに動かさないとドアが開かない!?自分で直せる?

ラッチ(チューブラ錠)が原因かと思いますが、実際には現地確認しないと確定できません。

現地確認をすると・・・

入居者様のおっしゃっていたようにドアハンドル(ドアノブ)を上向きに動かさないとラッチボルトが引っ込みません。

 

そしてドアからラッチ(チューブラ錠)を取り外してみると

やっぱりラッチ(チューブラ錠)が破損していました。

ここまで壊れていればラッチボルトが引っ込まなくても不思議ではありません。上向きに動かして動作したのは不幸中の幸いでした。

ラッチボルトが全く動かず、ドアが開けられないというリスクもありましたから。

 

ではなぜ、上向きに動かせばドアは空いたのでしょうか?

ドアハンドル(ドアノブ)を上向きに動かすとドアが開いた理由

ドアハンドル(ドアノブ)は通常、下向きに動かしてドアを開けますよね。それがなんで上向きに動かすと開いたんでしょうか?

実はラッチ(チューブラ錠)の種類によっては、上向きに動かしても下向きに動かしてもラッチボルトが引っ込むような仕様になっているものがあります。

この現場ではたまたま上向き下向き両方に対応していたため、ラッチ(チューブラ錠)の破損で下向き方向のみ不具合が起こり、上向きの動作には問題がなかったのです。

 

しかし一般的にそもそもドアハンドル(ドアノブ)を上向きに動かすことはしないため、気が付かないんです。そして不具合が起こったときにドアハンドル(ドアノブ)を動かし、「突然下向きではなく、上向きじゃないとドアが開かなくなった!」と思ってしまうんです。

ラッチ(チューブラ錠)はどこで買える?

ドアハンドル(ドアノブ)を上向きに動かさないとドアが開かない不具合はラッチ(チューブラ錠)を交換すれば直ります。それではラッチ(チューブラ錠)はどこに行ったら購入できるんでしょうか?

一般的なラッチ(チューブラ錠)なら大きなホームセンターに行けば普通に売っています。

通常何種類か売っていますので、しっかりとサイズを計ってから買いに行きましょう!

これを測ればラッチが買える!

ラッチ(チューブラ錠)を購入する場合、下記サイズが同じものを購入してください。

  • ①フロント長さ
  • ②フロント幅
  • ③フロントのビスピッチ
  • ④バックセット
  • ⑤ラッチ(チューブラ錠)のビズピッチ
  • ⑥ラッチ(チューブラ錠)の下穴径

このサイズが同じ場合、メーカーが違っても交換は可能です。

まとめ

室内ドアハンドル(ドアノブ)が上向きじゃないと開かなくなった!原因は?自分で直せる?
  • 室内ドアハンドルが上向きじゃないと開かなくなった原因はラッチ(チューブラ錠)の故障や破損!
  • ラッチ(チューブラ錠)交換はDIYでも行える!
  • ラッチ(チューブラ錠)はホームセンターで買えるものも多い!
室内ドアのラッチ(チューブラ錠)の交換はそれほど難しい作業ではありません。DIY好きな方なら問題なく交換できると思います。
でも普段DIYをしない人、そもそもドライバーなどの工具を持っていない人は無理せず専門業者にお願いするのが良いでしょう。室内ドアのラッチ交換に対応してくれる業者はたくさんありますからネットで探してみましょう。
以上、「室内ドアハンドル(ドアノブ)が上向きじゃないと開かなくなった!原因は?自分で直せる?」でした。最後までお読みいただきありがとうございます。