今日の不具合対応は玄関扉が扉枠に当たって開閉しづらい!というもの。おそらく扉の重さで丁番が歪んでしまい、扉の上部が枠に当たっていると思われます。そんな時に使う工具が丁番起こしです!でもこの丁番起こし、どうやって使ったらいいのか?丁番起こしの使い方をご紹介します!
調整機能の付いていない丁番のドアが枠に当たっているのを、どうやって対応したらいいかって先輩に聞いたら「丁番起こしを使えばいいんじゃない?」と言われました。
丁番起こしとは?
最近の丁番は丁番部に調整機能がついているので、扉がズレても直すのは比較的簡単ですね。
六角レンチやドライバーだけで対応可能です。
ちなみに調整機能の付いているドアは、調整ネジをラッチ側に動かすだけです。
しかし、従来丁番には調整機能はついていませんでした。
このような丁番です。
↓
丁番起こしとは調整機能のついていない丁番を調整するものです。
これが丁番起こしです。
一見するとただの金属の棒です。これ持って歩いていたら「どこにケンカしに行くの?」と聞かれました(笑)
実際、丁番起こしは非常にシンプルな作りで、金属の棒の両端に穴がついているだけです。
丁番起こしの使い方。どこを動かせば、扉がどう動くのか?
丁番起こしは両端の輪になっている部分を丁番に当てて使います。
両端どちらか、フィットする方を使います。
そして、丁番起こしをハメたらラッチ側に向かって丁番起こしを動かします。
丁番起こしは物理的に丁番を変形させて調整するものなので、力を入れて丁番起こしを動かします。
丁番起こしをラッチ側に動かすと、枠に当たっていたドアがスッと閉まります。
丁番起こしを外してみて、ドアが枠に当たっていないか確認します。枠に当たっていたら再度、丁番起こしをハメ、ラッチ側に動かします。
どれだけ変形させるかはドア次第、丁番の曲がり具合で変わりますので、使いながら調整していきましょう。
とりあえず、
丁番起こしはハメたらラッチ側に動かす!
という使い方だけ覚えましょう。
まとめ
丁番起こしは調整機能の付いていないドアを調整する道具
丁番起こしの使い方は
①ラッチ側に動かせば、ドアはヒンジ側に動く
②ヒンジ側に動かせば、ドアはラッチ側に動く
使い方さえわかってしまえば、調整機能付きの丁番よりも簡単に直すことができる丁番起こしです。
再度言いますが
丁番起こしはハメたらラッチ側に動かす!
という使い方だけ知っていれば大丈夫です。
ちなみにこの使い方は我流です。何度か自分自身で使ってみて、こういう使い方をすれば、こうやって動くんだ、と体得したものです。
だからもしかしたら正しい使い方ではないのかもしれません。しかしこの使い方でも丁番を調整しドアが枠に当たる症状を改善できます。
丁番起こしの使い方がわからない方は参考にしてみてください。
以上、「丁番起こしの使い方は?どこをどう動かせばいいの?ドアが枠に当たる症状を丁番起こしで解消!」でした。最後までお読みいただきありがとうございます。