
「もしも徳川家康が総理大臣」読み終わりました!
「もしも徳川家康が総理大臣になったら」あらすじ
202年。新型コロナの初期対応を誤った日本人の首相官邸でクラスターが発生。
あろうことか総理が感染し、亡くなってしまう。
かつてないほどの混乱の極みに陥った日本政府はかねてから画策していたAIとホログラムにより偉人たちを復活させ、最強内閣をつくる計画を実行する。
徳川家康を筆頭に日本の歴史に名を刻む錚々たるメンバーで構成された最強内閣は、迅速な意思決定で、日本初のロックダウン、50万円給付金、リモート万博など、大胆な政策を次々と実行していく。
最初は「過去の人間に政治ができるのか」と半信半疑だった国民も、偉人たちのえげつない決断力と実行力に次第に歓喜し、酔いしれていくが——。
果たして最強内閣は、日本を救えるのか!?
そして、この国のリーダーにふさわしいのは誰なのか!?
ビジネス、歴史、政治、ミステリー、あらゆるジャンルと時代の垣根を超えた教養溢れる新感覚エンターテイメント!
私たちは今、歴史の中にいる。
「もしも徳川家康が総理大臣になったら」を読み終えて
if歴史ものとして楽しく読めました!
史実がこう変わっていたら、ではなくあのときの偉人が今いたらと言うのがいい。KOEI三國志ゲームの英雄集結的で面白かった!
特にグッときたのがこれ。
毎日生活しているとついつい「なんで自分ばっかり!」と憤ってしまうこと多いです。
でも自分が不自由を受け入れた先に誰かの自由がある。自分の行為が他の誰かの自由に繋がる。
そう思えば、苦労も買って出ることができそう。
また、自分の自由が誰かの不自由の上に成り立っていると自覚することは大切だ。
人は一人では生きていけない。
調子がいいときほど慢心せず、謙虚な気持ちを持つことが幸せに生きることだ。
その気持ちをみんなが持っていれば、とても暮らしやすい世の中になるんじゃないかなぁ。
大切な人のために不自由を受け入れることが、自由に繋がる近道なんだと思う!